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清しこの夜
カテゴリ:童謡/唱歌
テーマ:音楽的ひとりごと - ジャンル:音楽
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ミノルタAF24mm F2.8

☆清しこの夜(60年)
☆別れのワルツ(60年)

 日本で最初にクリスマスの儀式が行われたのは、1552年(天文21年)で、山口県の山口市だったそうです。こんな話、昔は聞いたことがありませんでしたが、最近取ってつけたように言い始めました。過度の観光競争には困ったものです。あることないこと歴史や伝説を強調して、めったやたらに銅像や名所、名物を作ったりして。でも、「日本最初のクリスマス」というのは本当らしいです。しかし、キリスト教は江戸時代には弾圧されていたので、日本では明治になるまではクリスマスは普及しませんでした。

 上の写真は、その日本で最初にクリスマスが行われたという山口市にあるサビエル記念聖堂です。フランシスコ・ザビエルは[ザ]とにごりますが、ここの聖堂の名は「サビエル」でにごりません。

 平成3年に火事(漏電)により焼失、平成10年に現在の近代的な姿に建て替えられました。昔のサビエル記念聖堂はどこにでも見ることのできる普通の形の教会でした。塔の部分が二つ並んでいるのは昔の教会の面影を残したものです。

 さて、今日はクリスマス・イブ。そこで、クリスマス・レコードの話題です。レコードは、ザ・ピーナッツの「清しこの夜」。

 ザ・ピーナッツは2010年9月8日の記事「スーベニール東京」以来、クリスマス・ソングでは一昨年の「ミソラヒバリのジングル・ベル」以来です。

 「清しこの夜」。「誤字! 書き間違い! 変換ミス!」って言われそうですね。「きよしこの夜」は、昔は「聖しこの夜」と書くのが普通でしたが、なぜか知りませんが、近頃はトンと見なくなりました。

 「聖しこの夜」とググッてみると、

 「もしかして:きよしこの夜」

と出てきます。

 「余計なお世話だ!」

と叫びたくなりますが、グーグルを辞書代わりに使う人が多いので、最近はほとんど「きよしこの夜」か「きよしこのよる」という表記になっています。変だな?

 昔のレコードでは、ビング・クロスビーの10インチ盤LP『メリー・クリスマス』でも、私の持っているクリスマス・ソングのソノシートでも「聖しこの夜」です。きっとどこかのおバカな連中が、『聖し』は当て字だ!」とでも言ったに違いありません。

 しかし、今日のザ・ピーナッツのレコードは、「きよしこの夜」でも「聖しこの夜」でもなく、「清しこの夜」。なんで? 

 これは、「聖しこの夜」と一般的に表記される前が「清しこの夜」だった、あるいは同時期にどちらも普通に使われていたのでは、と推測しています。それから「浄しこの夜」もあったでしょうね。「潔しこの夜」じゃ「いさぎよいよる」になっちゃうのでちょいとおかしい。「きよしこの夜」の「きよい」は、「にごりがない、けがれがない、美しい」という意味でしょうから。

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ミノルタAF50mm F1.4

 A面の「清しこの夜」は、ザ・ピーナッツは最初が英語、次が日本語で歌ってます。全部日本語だったら満点だったのに。英語だとビング・クロスビーにかないません。このレコードは、A面よりも、B面の「別れのワルツ」のほうがずっとよいです。「別れのワルツ」というタイトルなので、「ショパンか?」と思われるでしょうが、じつは「蛍の光」です。アメリカ映画「哀愁」で「螢の光」のメロディが「別れのワルツ」として使われ大ヒットしたそうです。

 「蛍の光」も、今では卒業式で使うことが少なくなったので、若い人はお店の閉店のミュージックと思ってるかもしれませんね。唱歌としては明治時代から歌われていましたが、当初は「螢の光」ではなく、「螢」という題名だったそうです。

 「蛍の光」は、軍歌としても瀬戸口藤吉の「告別行進曲」のトリオで使われています。行進曲の途中から「蛍の光」のメロディが出てくるのでビックリします。また、海軍軍歌「別れ」及び「決別」という別々のタイトルで、別の歌詞を付けて歌われていたこともあるそうです。

 「清しこの夜」は、英語で歌うのでは、やはり、ビング・クロスビーの「聖しこの夜」が最高ですね。あの低音で囁かれると、当時の米国女性はまいってしまったのでしょう。男の私でもシビれるので、大ヒットしたのもうなずけます。ザ・ピーナッツの「別れのワルツ」は、エミ(日出代)とユミ(月子)の輪唱ですが、当時の男性は、美しい二重唱にシビれたことでしょう。

 みなさんも今宵、クリスマス・イブに、ぜひ、ザ・ピーナッツの「清しこの夜」とビング・クロスビーの「聖しこの夜」を聴いてみてください。

 本ブログでこれまで取り上げたことのあるクリスマス・ソングです。他にもまだあるかもしれません。

 ★苦しこの暮れ

 ★ほら、聞いてごらん、雪が降っているよ

 ★リンゴのクリスマス・アルバム

 ★クリスマス・タイム・イズ・ヒア・アゲイン

 ★ミソラヒバリのジングル・ベル

 この年になると子供も大きくなったし、クリスマスと言っても何の感慨もありません。子供の頃、クリスマス・イブにはおふくろが必ず「鳥の足」を焼いてくれたし、次の日起きるとクリスマス・プレゼントがあって、今考えればとても幸せでした。サンタを信じてたのは小3か小4まででしたけど。

 我が家は今夜はタラバガニのぶっとい足を鍋にして食べる予定ですが、これから懐かしの「鳥の足」と、ついでにチキンラーメンも買ってこようと思います。

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ミノルタAF24mm F2.8

 サビエル記念聖堂の前庭にある「ルルドの園」の「聖母マリア像」です。お供え物やお賽銭があります。日本らしくお地蔵さん的感覚のマリア像です。

−古い漫画のレコードなど−
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Comments
まいど
わ〜 あぶねぇ かぶってる〜 夜の教会で良かった〜
 メリー クリスマス!
2011/12/24 14:53  | URL | まつ #-[ 編集/削除]
焼肉
まつさん、こんばんは。
聖夜でかぶりましたね。
信州牛の焼肉は最高でした。
食べてみたいです。
鳥の足はやめて、カニとカレー。
カレーはカレー粉から作ってみました。
2011/12/24 21:29  | URL | トムくん #-[ 編集/削除]

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