2008-09-05 (Fri)
☆松竹映画「としごろ」(73年4月)
☆としごろ(73年5月)
(前回の続き)
山口百恵がデビューしておらず、さらに、森昌子、桜田淳子、山口百恵の3人とも中三になったばかりで、「中三トリオ」といわれる前の話ですが、プロダクションの違う桜田淳子を別にして、ホリプロの森昌子、石川さゆり、山口百恵の3人を「フレッシュ三人娘」と呼ぶ構想があったようです。(当時の三人娘は小柳ルミ子、南沙織、天地真理、それより年下だからフレッシュ?) フレッシュ三人娘は、後に「清水由貴子、高田みずえ、榊原郁恵」で使われます。
この映画、一応、和田アキ子と森昌子が主演ということになっていますが、実際は、新人女優の秋谷陽子と石川さゆりが主役です。秋谷葉子は歌手ではなく、森昌子より2つ上の新人女優です(私と同い年!)。
秋谷陽子が主演で、石川さゆりがサブといったところでしょうか。山口百恵は、彼女たちの友人のチョイ役です。しかし、演技らしい演技はほとんどないのですが、山口百恵のセリフのしゃべり方は、森昌子や石川さゆりより上手です。
中学バレーボールの期待の星、秋谷陽子が高校進学に合わせ、コーチの森次晃嗣(モロボシダン!)の家に住み込んで、バレーの指導を受けることになるのですが、森次晃嗣が、異常なくらい栄養に気をつかい、「こんなものでスタミナがつくか! 作り直せ!」(言ってみたい!)と、奥さんをしかりつけます。
奥さんは腹を立てて実家に帰ってしまいます。森次晃嗣は「俺のいうことのきけない奴は、女房じゃない!」と強がりますが、食事を作る人がいないので、住み込みの秋谷陽子を連れて外食です。情けない。しかも、レストランでビフテキ!(まだ、栄養バランスよりも、カロリー重視の時代だった。) 当時は、ファミレスやコンビニはありません。外食には大変お金がかかります。
このように、秋谷陽子の話がメインですが、秋谷陽子が卒業した後、バレー部のキャプテンになった石川さゆりが、ひょんなことから、▲▲されて▼▼し、その後、思い悩んで◆◆するという衝撃的な内容の映画でもあります。そのシーンも、アイドル映画にしてはかなりきわどく、▲を◆がされるシーンまでは本人で、これ以降は、代役だと思います。
これから、アイドルに仕立て上げようとする前途有望な石川さゆりに、なんという役をやらせるんだ! これはあんまりでないの? 「としごろ」という思春期をえがいたさわやかな映画だと思って見ていると、いきなり、日▲ロ▲ン▲ル▲路線になるので驚きです。制作者の意図が全く理解できません。
ホリプロのアイドル総出演の映画ですが、よく見ると、石川さゆりが一番可愛いですね。デビュー当時は、ヒットがなくて目立たなかったせいか、全然、気がつかなかったです。また、映画のタイトルが「としごろ」なので、近々デビュー予定だった、山口百恵のデビュー曲「としごろ」の宣伝にも使えばよかったのに、とも思いました。「としごろ」が使われていないところを見ると、撮影時には、まだデビュー曲の構想も出来ていなかったのではないかと思われます。
映画では、山口百恵が京子。石川さゆりが淳子、和田アキ子が章子、森昌子が昌子、秋谷陽子が優子という名前で出演します。「◆◆子」ばかりだとすっきりして覚えやすくてよいのですが、石川さゆりが「淳子」というのは、ちょっと紛らわしい。
最近は、昭和20〜30年代の日本映画ばかり見ていますが、昭和40年代後半以降の日本映画はいいのがないので、あまり見る気がしません。しかし、白黒映画ばかり見ていると、この映画の、昭和48年という時代がかえって新鮮で、とても懐かしく思えます。そういった目でこの映画を見るのが適当でしょう。内容的には高い評価はあげられません。
(この稿終わり)
−古い漫画のレコードなど−
☆としごろ(73年5月)
(前回の続き)
山口百恵がデビューしておらず、さらに、森昌子、桜田淳子、山口百恵の3人とも中三になったばかりで、「中三トリオ」といわれる前の話ですが、プロダクションの違う桜田淳子を別にして、ホリプロの森昌子、石川さゆり、山口百恵の3人を「フレッシュ三人娘」と呼ぶ構想があったようです。(当時の三人娘は小柳ルミ子、南沙織、天地真理、それより年下だからフレッシュ?) フレッシュ三人娘は、後に「清水由貴子、高田みずえ、榊原郁恵」で使われます。
この映画、一応、和田アキ子と森昌子が主演ということになっていますが、実際は、新人女優の秋谷陽子と石川さゆりが主役です。秋谷葉子は歌手ではなく、森昌子より2つ上の新人女優です(私と同い年!)。
秋谷陽子が主演で、石川さゆりがサブといったところでしょうか。山口百恵は、彼女たちの友人のチョイ役です。しかし、演技らしい演技はほとんどないのですが、山口百恵のセリフのしゃべり方は、森昌子や石川さゆりより上手です。
中学バレーボールの期待の星、秋谷陽子が高校進学に合わせ、コーチの森次晃嗣(モロボシダン!)の家に住み込んで、バレーの指導を受けることになるのですが、森次晃嗣が、異常なくらい栄養に気をつかい、「こんなものでスタミナがつくか! 作り直せ!」(言ってみたい!)と、奥さんをしかりつけます。
奥さんは腹を立てて実家に帰ってしまいます。森次晃嗣は「俺のいうことのきけない奴は、女房じゃない!」と強がりますが、食事を作る人がいないので、住み込みの秋谷陽子を連れて外食です。情けない。しかも、レストランでビフテキ!(まだ、栄養バランスよりも、カロリー重視の時代だった。) 当時は、ファミレスやコンビニはありません。外食には大変お金がかかります。
このように、秋谷陽子の話がメインですが、秋谷陽子が卒業した後、バレー部のキャプテンになった石川さゆりが、ひょんなことから、▲▲されて▼▼し、その後、思い悩んで◆◆するという衝撃的な内容の映画でもあります。そのシーンも、アイドル映画にしてはかなりきわどく、▲を◆がされるシーンまでは本人で、これ以降は、代役だと思います。
これから、アイドルに仕立て上げようとする前途有望な石川さゆりに、なんという役をやらせるんだ! これはあんまりでないの? 「としごろ」という思春期をえがいたさわやかな映画だと思って見ていると、いきなり、日▲ロ▲ン▲ル▲路線になるので驚きです。制作者の意図が全く理解できません。
ホリプロのアイドル総出演の映画ですが、よく見ると、石川さゆりが一番可愛いですね。デビュー当時は、ヒットがなくて目立たなかったせいか、全然、気がつかなかったです。また、映画のタイトルが「としごろ」なので、近々デビュー予定だった、山口百恵のデビュー曲「としごろ」の宣伝にも使えばよかったのに、とも思いました。「としごろ」が使われていないところを見ると、撮影時には、まだデビュー曲の構想も出来ていなかったのではないかと思われます。
映画では、山口百恵が京子。石川さゆりが淳子、和田アキ子が章子、森昌子が昌子、秋谷陽子が優子という名前で出演します。「◆◆子」ばかりだとすっきりして覚えやすくてよいのですが、石川さゆりが「淳子」というのは、ちょっと紛らわしい。
最近は、昭和20〜30年代の日本映画ばかり見ていますが、昭和40年代後半以降の日本映画はいいのがないので、あまり見る気がしません。しかし、白黒映画ばかり見ていると、この映画の、昭和48年という時代がかえって新鮮で、とても懐かしく思えます。そういった目でこの映画を見るのが適当でしょう。内容的には高い評価はあげられません。
(この稿終わり)
−古い漫画のレコードなど−
Comments
まいど
えー アイドル青春歌謡映画が ▲▼なんですか さらに
なつかしい ○活ロマン○○○風!
松竹映画で そんなの あったんだ!
だいたい 主役の秋谷陽子なんて
知りませんから っつこみ所 満載の映画ですね
えー アイドル青春歌謡映画が ▲▼なんですか さらに
なつかしい ○活ロマン○○○風!
松竹映画で そんなの あったんだ!
だいたい 主役の秋谷陽子なんて
知りませんから っつこみ所 満載の映画ですね
2008/09/05 07:25 | URL | まつ #-[ 編集/削除]
不思議な映画
そうです。どうして石川さゆりが、ああいう役をやらされたのかさっぱり分かりません。ひどいですね。
訳のわからん不思議な映画ですが、当時を懐かしむにはちょうどよい映画です。
ぜひレンタルで見てください。
そうです。どうして石川さゆりが、ああいう役をやらされたのかさっぱり分かりません。ひどいですね。
訳のわからん不思議な映画ですが、当時を懐かしむにはちょうどよい映画です。
ぜひレンタルで見てください。
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